夏季群馬教区特別研修会(お手伝い)
日付:令和4年7月25~26日
場所:群馬教区宗務所・JAビル
群馬教区主催(三浦祐俊宗務所長)、教学布教法儀研修所共催(小作昌隆研修所長)にて令和4年7月25日、26日の2日間にわたり2人の講師を招き、講演形式の研修会が行われた。総勢86名の研修生が参加されました。
仏青会としては、研修会場と駐車場の送迎や会場案内とうのお手伝いをさせていただきました。
この研修会は、コロナ感染拡大防止の観点から、やむを得ず2年延期されていた研修会がようやく開催されたそうです。
25日は宗務所にて東京教区圓融寺の阿 純章住職を講師にむかえ『”with止観”時代の新しい生活様式』という題で講演が行われました。
変化と流動の激しい現代社会をどう生きていくか、改めて天台止観に目を向けた講演が行われた。前半は歴史的な流れや禅の系譜等について様々な角度から解説がされ、後半はより実践的な内容を、図式を用いて視覚的に解説されました。
26日は場所をJAビルに移し、天台宗伝承安樂律法流宝林寺の茂松性典住職をむかえて講演が行われた。『大行満願海上人の生涯と実績』と題し、江戸時代から明治時代にかけて、高崎出身で千日回峰行を達成された願海上人について解説がされました。
現代と同様に幕末という時代の変換期において、願海上人がどのように活躍し生涯を遂げられたのか、前半は願海上人の経歴を辿っていき、後半は願海上人の遺物や活動地などに触れながら、ひととなりや功績にフォーカスをあてて解説が行われました。
本年は願海上人150年の遠忌にあたり、研修最後には御遺徳を偲び法要が執り行われました。
両日とも、参加した研修生は熱心に耳を傾け、充実した研修が行われました。
また、研修に合わせて宗議会議員様による天台宗議会の報告が行われました。